バッテリータイプのポータブルデーターロガー
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多くの自動車メーカーの現場技術者から、実際に製造する車のジョイントの組み立て結果を実際の使用条件の下で確認試験がしたいというニーズから開発されました。
ポータブルであってもその性能は、サンプリングレート20kHz、記憶能力20,000リゾリューション、計測のリニアリティー0.25と、研究室レベルの高性能装置です。
応用例
実際のワークとライン上でボルトジョイントの各要素を計測分析できます。 適切なソフトと併用してリアルタイムでPCスクリーン上に表示させ、解析結果をモニターでき、計測プロセスをグラフで表示させるシステムのビルトアップができます。
トルク/角度、軸力、摩擦力などを適切なセンサーを使い締付け工程中に連続的に計測できます。 センサーはオプションのアダプターを使用して、パッシブ/アクティブ両タイプが使用できるようになりますから、ワイドレンジのセンサーでアナログ、デジタル計測が、ユーザーの仕様に合わせてご使用になれます。
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この計測システムは、PCモニター上で計測工程を連続的に追跡できますが、もし締付けに失敗があった時などは手動で停止できます。
計測要素は接続するセンサーにより自由に組み合わせることができ、2チャンネルタイプでは、トルク/アングル(1チャンネル)と軸量、あるいはトルク/アングルとプレロード、あるいは軸力と時間などの組み合わせが可能です。 3チャンネルでは、トルク/アングル、軸力、摩擦力のように組み合わせルことができます。
この装置と一緒に使用するソフトウェアーのモニタリング機能を使うことにより、自由にデータ保存のスタート/ストップを監視中に行えます。
この装置のスタート/ストップは前面のパネルのスタート・ストップボタンで行います。 ノートブックパソコンとの使用も主電源を必要とせず、装置自体の大きさも300x300x60mm、重量5kgと場所を取らず、現場での計測分析に最大の威力を発揮します。
実例
オイルパルスと軸力の関係
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空圧オイルパルスロータリーレンチ
SCHATZ®トルク/アングルトランスデューサー
SCHATZ®クランプフォース/フリクショントランスデューサー
testXpert®解析ソフトウェアー、SCHATS®Analyzeポータブル分析装置
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トルクセンサー内蔵のツールでは、このトルクを検知し5〜8パルス打たせてから停止させるタイプが主流のようですが、最大トルクの発生する点がバラつくために計測トルクと実際の発生軸力の間に何の相関関係も見出せず、世界の自動車メーカーではパルスツールが重要な締め付けには使われない最大の理由になっています。
グラフをクリックしてください。別ウィンドウで拡大します X軸を軸力、Y軸にトルクを採ったグラフです。
グラフから、軸力(X軸)は小さなトルク(Y軸)域で急激に上昇し、両者の変化に対し相関関係を見出すことがかなり難しいことが判ります。 軸力の上昇に対してトルクの作用が予測できない事が判ります。
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