ねじ締付け試験スタンド KRE analyse
全く同一トルクで締め付けたのに、異なる軸力?
1. ブラシレス・サーボモーター | ||
比較的高速、低トルクの締め付け試験。 |
標準的な締め付けの試験。 |
最大50kNmの巨大トルク
風力発電のファンのファスナーのような特殊大経ボルトの試験 |
オーダーメードスタンド(架台) | ||
2. トルク・アングルトランスデューサー | ||
締め付けトルクはストレインゲージ、締め付け角度は光学式インクレメンタル計測方式です。 計測精度は、レンジ2.0KNmまでは、class0.5 ±0.25%、2.0kNm以上は、class1.0 ±0.5%、角度は分解能0.4度、±1%の高精度です。
"SCHATZ AUTOCODE"®システムにより、通常必要とされる計測ごとのセンサースペックの登録が必要なく、スタンドの電源投入後、直ぐに計測に入れます。 |
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3. 軸力/ネジ部トルク計測センサー | ||
ボルトをセンサーにセットする治具(インサート)と、軸力センサーのハウジングを、ピンで連結することで、軸力とボルトネジ部に負荷される力をセンサー外縁部にセットされたリングタイプストレインゲージで検出するシステムのセンサーです。 ステンレススティール製ハウジング内に、軸力センサーとネジ部トルクセンサーを効率的にコンパクトに収納できた、世界最初のセンサーです。 | ||
4.パワー+コントロールユニット | ||
合成樹脂製のシステナ―に電子基板などを収納し、多段積み上げも、横並列配置もできる装置です。
パワーユニットは、ACーDCコンバーター、電圧安定器、変圧器などを、コンパクトにシステナ―に収めています。 コントロールユニットには、軸力(kN)、総締め付けトルク(kNm)、ネジ部トルク(kNm)、締め付け角度(Θ°)、予備の2チャンネルの、計6チャンネルが標準装備されています。 |
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5. 操作+分析ソウトウェアー testXpert® | ||
操作ソフトウェアーは、締め付け試験の手順をプログラムするのを超簡単にしている、アイデアソフトです。 従来の試験手順のプログラム方法は、非常に複雑でした。 モーターの回転方向、速度、停止させるトルク、計測を開始するスレッシュホールド値の設定など、専門的で知識を必要とするもので、ミスが入り易い作業でした。
testXpert®は、この専門的で知識が必要な手順を、モーターとトルクのイメージをイラストされた、基本16パターンのユーザー定義ブロックを積み木のように繋げて行くだけで、自動で複雑な作業を必要とせず、誰にでもセットアップできるようにしました。 ユーザー定義ブロック(例) 分析ソフトウェアー testXpert®のパワフルなグラフ機能により、ユーザーの目的に沿うグラフが製作できます。 分析ソフトにより、計測結果から直接導き出せる各種摩擦係数から、その係数を変化させた時の推定軸力グラフを描かせるようなこともできます。 例えば、実際のラインで締め付けに使用されるツールの回転数、トルクを、サーボモーターとコンピューターコントロールでシミュレートして、締結品質の確認と改良ができるようになります。 |