完全自動ハンドトルクレンチ校正システム

ISO6789；　Assembly tools for screws and nuts - hnad torque tool - requirements and test method quality testing, quality conformance testing and recalibration procedure

の試験に完全に則った試験校正を、完全自動化した世界で初めての校正装置です。 ISO6789だけでなく、ユーザー独自のスタンダードに従った試験もプログラムできます。

サーボモーターに組み込まれたマルチレンジセンサーで、トルクレンジ15Nm〜1.5ｋNmまでセンサーの交換無しに、この装置1台で校正できます。　その計測の不確かさは0.5％と、はるかにISO6789の要求を超えています。

ISO6789では、プリセットタイプとダイヤル/インディケータータイプのトルクレンチは厳密に区別しています。　レンチが使用される締め付けクラスと工具タイプ、トルクレンジにより4〜6％の公差で計算するように規定しています。　読み取り値の不確かさも１％以内と規定されています。

１回の計測時間も4秒以内、試験すべきトルクは目標の20％、60％、100％のトルクで5回の計測を規定しています。

試験するレンチのセット位置も厳格な規定があります。　センサーに対しレンチの操作速度、センサー軸に対し垂直方向に回転すること。　このような厳格な操作を4秒以内に、各試験トルクで総計15回連続計測するのは至難の技といえます。

この校正システムでは、レンチのセットはレンチに適合したアダプターを使いレンチハンドルを水平に保つ高さと長さ方向が調整できるレンチトレイに載せるだけで、ISO6789のセットポジションになり、後はスタートボタンを押すだけで、装置が完全自動でISO6789に完全に則った試験が、短時間で完了できます。

ドイツを始めヨーロッパ数ヶ国でトルクレンチ校正装置として公認された世界最初の完全自動装置です。


モービルテストベンチにレンチ支持装置を取り付けた移動式校正器

レンチをISO6789が指定する試験位置にセットできる支持装置と、大きなハンドルの安定した一定速度の負荷を掛けることができる駆動装置が、モービルテストベンチのベース・スタンドにセットされた移動式校正装置です。　製造ラインサイドで簡単にトルクレンチ類を校正試験できるだけでなく、ディリーのトルク設定調整が簡単にできます。

ドライブユニット付きマルチレンジトランスデューサー

Model No.	トルクレンジ
	Nm	ft.lb	in.lb
5413-4901	0.5-30	0.4-22	4.4-266
5413-4906	2.0-300	1.5-221	18-2655
5413-4910	5.0-1000	3.7-737	-
5413-4920	200-3000	147-2211	-

計測と制御ユニット

Model No.	種類
5413-2366/01	シングルチャンネルユニット
5413-2366/02	２チャンネルユニット

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