GEDORE・スリッピングトルクレンチ TSN/TSP
世界的な自動車整備用ハンドツールメーカーのドイツGEDORE社が製造するスリッピングトルクレンチTSN/TSPタイプは、設定トルクに達すると独特なスリッピングメカニズムによりドライブがスリップしてそれ以上締め付けることができなくなります。
スリップメカニズム
スリップメカニズムは、締め付けトルクが設定トルクに達するとドライブ軸がスリップして締め付け力が遮断され、それ以上ボルトを締め付けることができません。 このスリップの動作点から回転角度40°以内で自動的にレンチはリセットされ、次の締付けボルトに移動できます。 作業者はドライブがスリップする時に"カチィ"というスリップ音が確認でき、締め付け手応えがなくなりますから、それでも締付け角度40°も廻し続ける事は考えられません。 このメカニズムが実質的に設定トルクからのオーバートルクを完全に防ぎます。 さらに、例えレンチがリセットされても再び設定トルクになれば、再びスリップするだけで絶対にオーバートルクを起こしません。
それに引き替え、クリックレンチは設定トルクでクリック点を作業者がそれを認識して締付けを止めなければなりませんが、どうしてもオバートルクを避けることができませんし、熟練度によりそのオーバートルク量も大きく異なってきます。
TSPスリッピングトルクレンチの特徴
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TSNスリッピングトルクレンチの特徴
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トルクレンジ1〜10Nmの低い範囲のトルク管理
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プリセットタイプトルクレンチ
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ソケット固定ができるボールロック式1/4"スクェア―ドライブ
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締め付け方向の完全ラチェットメカニズム
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設定トルクに対し±6%の繰り返し精度
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国際標準DIN EN ISO 6789(JIS B 4652:2008)準拠
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設定トルクに達すると精密なスリップメカニズムにより、明確な"カチィ"という音と締め付けがフリーになることで、組み立て作業員は締め付けが設定トルクで完了したことを感知できます-オーバートルクが起きないレンチです
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スリップからレンチはオートマティックリセットされ、すぐに次の締め付けに入れます
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1〜10Nmに2タイプ
Art No.761-05 1 - 5 Nm
Art No.761-10 2 - 10Nm
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自重190gと軽量ですが、頑丈な構造で防錆構造
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滑りにくく使いやすいハンドグリップ
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EPA(静電気放電保護区域)対応、特に静電気を避けなければならない用途
EPAマーク
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納品時に校正証書添付、トレーサビリティー維持のための定期的な校正、ISO 6789 TypeII class 2C レンチ
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トルクレンジ3〜125Nm、組み立てライン用工具
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プリセットタイプトルクレンチ
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ボールロック式1/4"、3/8"、1/2"スクェア―ドライブ
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締め付け方向の完全ラチェットメカニズム
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設定トルクに対し±4%の繰り返し精度
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国際標準DIN EN ISO 6789(JIS B 4652:2008)準拠
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設定トルクに達すると精密なスリップメカニズムにより、明確な"カチィ"という音と締め付けがフリーになることで、組み立て作業員は締め付けが設定トルクで完了したことを感知できます-オーバートルクが起きないレンチです
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スリップからレンチはオートマティックリセットされ、すぐに次の締め付けに入れます
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3〜125Nmに4タイプ
Art No.759-00 3 - 25Nm (スクェア―ドライブ1/4")
Art No.759-01 3 - 25Nm (スクェアードライブ3/8")
Art No.759-02 15 - 55Nm (スクェア―ドライブ3/8")
Art No.759-03 40 - 125Nm (スクェア―ドライブ1/2")
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EPA(静電気放電保護区域)対応、特に静電気を避けなければならない用途
EPAマーク
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納品時に校正証書添付、トレーサビリティー維持のための定期的な校正、ISO 6789 TypeII class 2C レンチ
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写真をクリックしてください。
YouTubeでスリッピングトルクレンチの説明ヴィデオがアップロードされています。 レンチの動作や特徴を詳しく説明しています。 左の写真をクリックしてください。
ポカヨケについてもう少し詳しく説明しているヴィデオはここから"Switch operated signal ststem"が見られます。
「百聞は一見にしかず!」 スリッピングトルクレンチが簡単でもプロセスコントロールを完璧に行えるツールであることがお分かり頂けると思います。
シグナルスイッチ
シグナルスイッチは、GEDOREスリッピングトルクレンチに取り付けできるスイッチングアタッチメントです。 5mのコードとコネクターが付いており、シグナルディレイユニットと接続すると締め付けが完了すると終了シグナルを発信させることができます。 製造ラインで使われている既存のコントロールシステムに、締め付けOKあるいはNOK、あるいは"ポカヨケ"のカウンターシグナルとして使用できます。
シグナルディレイユニット
シグナルディスプレイユニットは、シグナルスイッチとの間に電気的閉回路で繋がり、レンチが設定トルクで動作するのを回路のON/OFFで検知し、2秒のタイムディレイを置き信号を出力します。
2秒間のタイムディレイを置くことは、レンチの動作信号の紛失リスクを低減するためと、短い間の連続した2回の締め付けを1回と誤判断させないためです。
ディレイユニットの前面には赤色と緑色のLEDが装備され、緑色のLEEDが発光して締め付けが確実に設定トルクで終了したことを作業員に知らせます。 最も経済的で効果的な"ポカヨケ"システムが簡単に構築できます。
トルクアナライザー
現場や工具室で手軽で素早くハンドレンチなどのトルク校正ができるデジタル式トルクアナライザーです。 頑丈なハウジングと計測精度は読み取り値の±1%と精確です。
毎日の校正結果はRS232インターフェイスケーブル(イヤホンタイププラグ - USB)を繋ぎ別のPCにエクスポートでき、校正履歴を残すこともできます。
Model
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Torque range
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分解能
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DREMOTEST E 12
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0.2 - 12 Nm
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0.001Nm
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DREMOTEST E 55
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0.9 - 55 Nm
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0.01Nm
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DREMOTEST E 320
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9 - 320 Nm
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0.1Nm
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DREMOTEST E 1100
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90 -1100Nm
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1Nm
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DREMOTEST E 3000
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500 - 3000Nm
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1Nm
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