特殊機能コーティング
プライマーから仕上げ塗料、セーフコート全製品には下地からの有害なガスの放散を封止する機能があります。 それに加え、塗装する目的により撥水性、耐候性、意匠性などを付加した専用コーティング材があります。
AFM社の開発コンセプトは、
●ただ単に塗料自体が安全であるだけでなく、塗装下地から人の健康を害する有害なガスの放散を止めて室内空気品質を最良に保ち
●従来の塗料と比べ性能的に劣っていれば製品価値のない物」 です。
土台から屋根まで、塗料に必要とされる機能と性能を兼ね備えた製品の提供を第一として世界展開しています。
(塗装システム/新設) セーフシール/ハードシール x 2回塗布● セーフコート特殊シール・セーフシール/ハードシールベニヤや構造合板は接着剤が多用され、その接着剤から人の健康に影響を及ぼす有害なVOC(揮発性有機化合物)ガスが室内に放散されてしまいます。 セーフシールはこれらの合板に塗装すると、その表面に緻密な構造の塗膜を形成して、下地から放散される分子サイズの大きい揮発性物質を封止して室内空気汚染を防止します。
吸水性のある合板類には、両シールとも水のような低い粘度ですので合板に吸い込まれて表面直下にシール材の封止層を形成します。
(封止機能のモデル) 酸素 短径 1.48Å
水蒸気 短径 1.32Å
ホルムアルデヒド
短径 2.11Å
ベンゼン 短径 3.78Å
セーフコートが作る緻密なフィルム(層)の分子の隙間を酸素や水蒸気のような小さな分子は通過できますが、VOCの中で一番小さいホルムアルデヒドになるとその隙間を通過できません。 ベンゼンなどはホルムアルデヒドに比べると遥かに大きい分子ですからセーフコートのフィルムを通過できません。 その模式図が上の図です。
セーフシールとハードシールは基本的に封止機能は同じです。 違いは塗装表面に造膜し光沢を出すかどうかだけです。 セーフシールは吸収され低いツヤしか出ません。 構造合板はクロス下地やフローリングの捨て張り合板などのように人目につかなくなるような場所で使われる場合には、光沢のような意匠性が必要ない場所に使います。 ハードシールはツヤが出るタイプで、押し入れのベニヤなど人が目にする合板で、多少の意匠性がほしい場所に使えます。
セーフシール |
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製品番号 | 缶容量 kg | 塗料色 | 標準使用量 kg/m2/1回 | 塗装可能平米/回 m2 | 塗 装 方 法 |
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31104 | 3.8 | 淡白透明 | 0.04-0.05 | 76 - 95 | ローラー、ナイロン刷毛、コテ刷毛、スプレイ |
31204 | 1.0 | 20 - 25 |
ハードシール |
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31101 | 3.8 | 淡白透明 | 0.04-0.05 | 76 - 95 | ナイロン刷毛、コテ刷毛、スプレイ |
31201 | 1.0 | 20 - 25 |
(塗装システム) ウォーターシールド x 2回塗装
(塗装システム) ペネトレーティングウォーターストップ x 2回塗装
(塗装システム) グラウト―シール x 2回塗装● セーフコート特殊シール・ウォーターシールド木材やモルタル、コンクリート、煉瓦など多孔質な素材に撥水機能を与え、防水するコーティング剤です。 吸い込みのある素材であれば紙や布などにも塗装できます。
外装木材表面に水に対する透明なバリアを作り、雨滴を素早く流し落として雨水の木材への浸透を防ぎます。
モルタルやコンクリートに塗装した場合は、表面を固くしホコリが出ない、そして白華しにくい表面になります。 シリコン成分を含んでいませんから時間の経過による黒ずみは出ません。
粘度が水のように低いコーティング剤ですから塗装しやすく、原則塗装回数は1回で済みますがコンクリートやモルタルのような吸水率の高い素材は2回の塗装が必要になる場合があります。
コンクリート壁のような垂直面の塗装は、下側から上方に塗り進めてください。 床のような水平面では塗装後10分程ウォーターシールドを吸い込ませ、吸い込まれず表面に残ったウォーターシールドは拭き取っておきます。
製品番号 | 缶容量 kg | 塗料色 | 標準使用量 kg/m2/1回 | 塗装可能平米/回 m2 | 塗 装 方 法 |
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31109 | 3.8 | 淡白透明 | 0.04-0.05 | 76 - 95 | ローラー、ナイロン刷毛、コテ刷毛、スプレイ |
31309 | 19 | 380 - 475 |
● セーフコート特殊シール・ペネトレーティングウォーターストップコンクリート、モルタルの撥水・防水コーティング剤です。 コンクリ―やモルタルのミネラル分と反応結合して、水に溶けない炭酸カルシウム層を時間を掛けて形成していきます。
ケイ酸カルシウムが主成分で、室内の煉瓦壁、スタッコ、無釉タイルなどに使えます。
ウォーターシールドが塗装された後の定期メンテナンス用としても使えます。
製品番号 | 缶容量 kg | 塗料色 | 標準使用量 kg/m2/1回 | 塗装可能平米/回 m2 | 塗 装 方 法 |
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31106 | 3.9 | 透明 | 0.06-0.08 | 48 - 65 | ローラー、ナイロン刷毛、スプレイ |
31306 | 19 | 240 - 325 |
● セーフコート特殊シール・グラウトシーラーセメント系の目地の撥水防水材です。 ペネトレーティングウォーターストップと同様主成分はケイ酸カルシウムで、浸透して目地セメントのミネラル分と反応して防水層を形成します。 浴室のタイル目地では、カビの足が深く入り込まないようにし清掃が簡単になります。
光沢を出す樹脂成分が含まれていませんから、目地からはみ出たシーラー剤で塗装したタイルの端が光ることもありません。 目地の幅にあった絵筆で塗装すると効率的に塗装できます。 樹脂製の目地のように吸水性のない物には塗装できません。
製品番号 | 缶容量 kg | 塗料色 | 標準使用量 kg/m/1回 | 塗装可能m/回 | 塗 装 方 法 |
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31203 | 0.9 | 透明 | 0.03-0.05 | 18 - 30 | 絵筆 |
(塗装システム) ベーパーバリアクリア 2回塗装● セーフコート特殊シール・ベーパーバリアクリア押し入れのような締め切ったことが多い空間は湿気がたまりやすく防湿についても注意を払わなければなりません。
ベーパーバリアクリアは塗装するだけで0.8mm厚の防湿シートと同じ効果が得られます。 その水蒸気透過試験が(財)化学物質評価研究機構でJIA Z 0208に準拠して行われています。
この試験は蒸気を透過しやすいコピー用紙にベーパーバリアを規定量2回塗布して計測したものですが、実際に使用されているベニヤなどに塗装した場合の効果はさらに高いものと考えられます。
製品番号 | 缶容量 kg | 塗料色 | 標準使用量 kg/m2/1回 | 塗装可能平米/回 m2 | 塗 装 方 法 |
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80140 | 3.8 | 淡白透明 | 0.05-0.07 | 54 - 76 | ローラー、ナイロン刷毛、スプレイ |
80340 | 19 | 270 - 380 |
● セーフコート特殊シール・接着剤・コーキングコンパウンド接着剤はタイルやタイルカーペットのように広い面積の施工用に缶入りタイプの3イン1接着剤と、カートリッジガンで押し出して使えるカートリッジタイプの二種類があります。 3イン1は半練りタイプでボンドヘラで塗り込みできます。 カートリッジタイプは窓枠など建材の隙間に充填してコーキングのように接着する用途で使います。
3イン1は白色で、カートリッジタイプは淡い灰色です。 カートリッジタイプは乾燥しても体積が縮まないタイプで強靭な接着力が得られます。
VOC含有量はカリフォルニア規制、あるいは世界中の規制値に比べはるかに低い値です。 3イン1ははみ出した接着剤は濡れ雑巾で簡単に拭き取ることができます。
乾燥すれば完全無臭になります。
水性の弾性エマルジョンタイプの撥水性が高く耐候性も高いコーキング剤です。 コーキング充填時は流動性が上がり充填後は粘度が下がるようにチキソトロピー特性まで考慮された施工性の高いコーキングコンパウンドです。
湿気硬化型で、乾燥後も柔軟性を保ちクラックが入らない長寿命のコーキング剤です。
3イン1接着剤 |
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製品番号 | 缶容量 kg | 塗料色 | 標準使用量 kg/m2/1回 | 塗装可能平米/回 m2 | 塗 装 方 法 |
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71110 | 4.2 | 白 | - | - | ボンドヘラ |
71210 | 1.0 | - |
オールマイティーアドヘッシブ・カートリッジ |
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71830 | 0.4 | 淡灰色 | - | - | コーキングガン |
コーキングコンパウンドカートリッジ |
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71830-24 | 0.4 | 白 | - | - | コーキングガン |
● セーフコート特殊コート・アスファルトシーラー新設のアスファルトの臭いは健常者でも耐えられないものです。 新設の熱いアスファルトにも直に塗装でき、すぐに臭いを大幅に低減できます。 時間が経ったアスファルトの補強材としても使用できます。
砂をシーラーに最大1:1の割合で混ぜて滑り止め舗装としてリフォームができます。 砂を混ぜたシーラーをアスファルト舗装の欠損部のパッチ材としても有効です。
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